「年俸もプロ選手のステータス」核心つく質問に黒田も苦笑い 「難しい質問」
「野球人生が終わった時によかったなと思えれば一番いい」
今月10日で40歳を迎えた右腕には条件の多寡よりも大事なものがあった。地元で復帰を心待ちにするファンの気持ちであり、広島の誠意であり、自身の内面の充足感。改めて会見でその思いを説明した黒田は間違いなく現役生活の幕引きを意識していた。
「野球人生が終わった時によかったなと思えれば一番いいと思いますし、実際、勝負事なんでどこでどうなるかわからないですけど、帰ってきてよかったなと思えるような最後、野球人生にしたい」
1球1球に強いこだわりを見せる黒田。その姿に多くの野球ファンが声援を送るに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count