上原浩治が昨季終盤の不調の原因を地元メディアに告白
「クローザーの座が保証されているとは思っていない」
「僕が交渉していた唯一の球団ですし、サインするとしたらレッドソックスになるだろうなと考えていました。レッドソックスが複数年契約を提示したので、フリーエージェントとしてオフはスッキリと過ごせました」
上原は同紙にそう語っている。上原の登場する9回はファンやメディアから「コウジ・タイム」と呼ばれている。おなじみの登場曲「サンドストーム」でフェンウェイパークは一気に沸騰する。上原とチームは相思相愛のようだ。
チームは上原をクローザーとして考えているが、ベテラン右腕に油断はない。ブルペンには田澤純一、エドワード・ムヒカ、アレクセイ・オガンドら人材もいる。
「(クローザーの座が)保証されているとは思っていない。それを勝ち取らないといけない。それが自分のやるべきことですね」
そう語っている上原。チームは13年のワールドシリーズ優勝から一転、昨年ア・リーグ東地区最下位に転落した。名門復活に闘志を燃やす上原がクローザーとしてチームの躍進を後押しする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count