黒田博樹が初日からブルペン入り 8年ぶりユニホーム姿も「実感わかない」
キャンプに合流「あっという間に終った」「あまり考えずに投げました」
広島に8年ぶりに復帰した黒田博樹投手が18日、沖縄キャンプでチームに合流し、初練習を行った。初めて「背番号15」を披露し、キャッチボールの後には早速、ブルペン入り。37球を投げた。
直球、ツーシーム、カーブ、カットボール、スプリットと持ち球ではスライダー以外の球種を披露。「テーマはなかったです。とりあえず、ユニホームを着て、キャンプ地に来て、ブルペンで投げるということだった。あまり考えずに、投げました」と話した。
久々の広島のユニホーム姿にファンからは大歓声が起こったが、本人は「まだあんまり実感は沸かないですね。ユニホーム姿は自分では見られないので」と苦笑い。初日の練習は「あっという間に終りました」と振り返ったが「沖縄に来て、気持ちもしっかりしてきましたし、チームメートと顔を合わせて、今年1年頑張りたいと思っています」と確実にテンションは上がってきたようだ。
19日はブルペン入りせずに調整する予定。「まずは怪我をせずにキャンプを乗り切って、シーズンを頑張りたい」。8年ぶりの日本でのシーズン開幕へ向け、大ベテランが第一歩を踏みだした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count