中島も定位置決まらず? 激戦のオリ内野陣、指揮官「僕にも分からない」
最激戦となるオリックス二遊間、選手も日々ポジション入れ替わる
キャンプも終盤に差し掛かり各球団のポジション争いも熾烈さを増している。12球団で最も内野のレギュラーが決まっていない球団はオリックスだろう。オフに中島、小谷野、ブランコら大型補強を行ったが、現有戦力には安達、ヘルマン、平野恵らが名を連ねる。
野球の中で最も重要とされているセンターライン。昨年は安達、平野恵が二遊間を務めることが多かったが今年は違う。森脇監督も「現実的に無理なことはやらないが、各選手のポテンシャルを考えれば選択肢は広がる。今年、ウチの一つの武器として考えている」と口にしている。
連日、ポジションが入れ替わる宮崎キャンプでのシートノックを見れば指揮官の意図が感じられる。
日本ハム時代は主に三塁、一塁だった小谷野が捕手以外の内野全ポジションを守ると、西武時代に遊撃手として3度のゴールデングラブ賞を獲得した中島は遊撃、三塁、一塁でノックを受けている。