ロッテの「柱」は誰になる? 6度目の開幕投手を目指す涌井秀章とその効果

順調な調整を見せるロッテ2年目の涌井

 いいリズムでボールを投げ込んでいる。ロッテで2年目を迎える涌井秀章投手が、西武時代の2012年以来の開幕投手を狙っている。

 ロッテの開幕投手は2010年から成瀬善久が大役を務めてきた。その左腕がヤクルトへ移籍。実質のエースが不在になった。各球団ともエースと呼ばれる「柱」の存在はいるが、ロッテにその名にふさわしい投手はいなくなった。

 伊東監督は早々に昨季10勝8敗で新人王を獲得した石川歩、8年目で昨季4勝9敗の唐川侑己、8勝12敗の涌井を「3本柱」とし、この中から開幕投手を決めることを明言している。昨季の成績ならば石川。経験ならば2008年から西武で5年連続の開幕を務めた涌井になるだろう。

 昨年はまだ移籍1年目。手探りの部分もあった。しかし今年は顔つきが違う。「自分が柱になるし、開幕は意識していきたい」とキャンプ中から燃えていた。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY