大谷がキャンプ中に中学校を突撃訪問　“サプライズ”に生徒の反応は…

日本ハムが選手動画を届ける意図、「プロ野球への興味喚起」

　ファイターズ事業統括本部でコンテンツ・メディアグループを束ねる小崎将史氏は「REAL」を作った経緯を、「プロ野球に興味が薄いと言われる若年層への興味喚起を促したいという想いから」と明かす。

「テレビやインターネットで見ている選手を普段とは違った内容で打ち出すことで、その選手に対しての愛着であったり、驚きであったりと、視聴することでの感情移入を促すことができるのでは、と考えました」

　中田の動画では「中田選手の体の大きさやパワーなどの迫力をスタジアムではない場所で表現する」ことが念頭に置かれたという。今回の「大谷バージョン」も同様の意図で作られているというが、小崎氏は「更に言えば、大谷選手の人懐っこさも伝わるのではと考えています」と語る。

　「REAL」では、今後も動画を制作していく予定。小崎氏は「それぞれの選手の特徴をそれぞれの場所や表現方法で展開し、より多くの方へ、ファイターズ、そしてプロ野球全体への興味を持っていただけるような企画を考えたい」と話し、選手やチーム、プロ野球の魅力が伝わるような動画制作に意欲を見せている。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count