黒田博樹の完全投球に緒方監督も感嘆 「やっぱり黒田。素晴らしかった」
「彼がアメリカに行って、どれだけの経験を積んできたかをまざまざと見せてもらった」
メジャーリーグから8年ぶりに復帰した黒田博樹投手が8日、ヤクルト戦でオープン戦に初登板した。4回1/3を投げて無安打無失点3奪三振。わずか39球で打者13人を料理する衝撃のパーフェクト投球で、凱旋登板を飾った。
広島の緒方孝市監督も、現役時代にチームメートだった右腕の“進化”に驚きを隠せなかった。「やっぱり黒田ですね。彼のピッチングが素晴らしかった。これだけの観客がいて、しかもオープン戦初登板と色々な緊張感がある中で、素晴らしいピッチングをしてくれた。彼がアメリカに行って、どれだけの経験を積んできたかということをまざまざと見せてもらった」と興奮気味に話した。
この日、対戦したヤクルトは開幕カード(27~29日、マツダ)の相手。黒田も登板が予想されている。「嫌なイメージを与えられたか?」との問いに、指揮官は「十分に与えてくれた」と確かな手応えを示していた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count