手術実施か回避か ダルビッシュが田中将大も診た医師の診断を仰ぐ?
セカンドオピニオンを仰ぐためニューヨークへ
右肘靭帯損傷が発覚したレンジャーズのダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、セカンドオピニオンを仰ぐため、ニューヨークでメッツのチームドクターの診断を受けることが分かった。米テレビ局「CBSスポーツ」が報じている。
アリゾナ州サプライズでスプリングキャンプに参加していたダルビッシュは5日(日本時間6日)のロイヤルズとのオープン戦で今季初先発。1回12球を投げた後、右上腕三頭筋の張りを訴えて降板していた。
レンジャーズのチームドクター、キース・マイスター医師の診察を翌日に受け、MRI検査の結果、靭帯部分の小さな傷が明らかになった。そして、高名なマイスター医師は自分の腱を移植し、患部を再建するトミー・ジョン手術を勧めたという。
その一方で、ダルビッシュは手術回避の可能性も模索している。
「もしも、今季出場できなくなってしまったら残念だけど、セカンドオピニオンを含めて全ての可能性を見てみたい」
球団を通じてこう声明を発表していたダルビッシュは10日にメッツのチームドクター、デビッド・アルチェック氏にセカンドオピニオンを仰ぐためにニューヨークに出発する予定だという。