ダルビッシュがセカンドオピニオン求めNYへ 複数医師の診察も
田中は保存療法で復帰、ハービーは保存療法後に手術
ダルビッシュは手術を回避する道も模索しており、球団を通じて「もしも、今季出場できなくなってしまったら残念だけど、セカンドオピニオンを含めて全ての可能性を見てみたい」とのコメントを発表していた。
ヤンキースの田中将大投手も昨年7月に右肘靭帯部分断裂が発覚した際にヤンキースの主治医以外に複数の専門家の診察を仰いだ。当時は保存治療を選択し、約2か月半のリハビリを経てシーズン終盤に復帰している。その際に診断した医師の1人がアルチェック氏だった。
一方、2013年に同様の負傷で同医師の診断を受けたメッツのマット・ハービーは当初、保存療法を選択したが、シーズン終了後に手術を決断している。
記事では「彼が最終決断を下す前に別のオピニオンを求める可能性は存在する」とし、マイスター医師、アルチェック医師以外の専門家にも診断を仰ぐ可能性を指摘している。
保存療法か、手術による長期離脱か。投手生命を左右する肘の怪我だけに、ダルビッシュは今後の対応を慎重に吟味することになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count