レンジャーズGMが無念を表明 「保険金よりダルビッシュの方がいいのに」
ダルビッシュは「すべてを理解している」、手術なら「なるべく早く」
ただ、チームは昨年のCC・サバシア投手(ヤンキース)の膝の手術も執刀したジェームス・アンドリュー医師にMRI検査の結果を送り、サードオピニオンを仰ぐことになる。今週末に最終決定が下されることになるが、記事によると、すでに2人の専門家の意見が一致していることから、球団側はトミー・ジョン手術の期日を来週に計画しているという。
ダルビッシュはニューヨークでの診察を終えた11日(日本時間12日)にキャンプに再合流した。ダニエルズGMは「彼はすべてを理解している。みんな状況を理解している。もしも、手術が選択肢なら、期日を遅らせるより、なるべく早くしたほうがいい。リハビリのプロセスを必要以上に2016年シーズンまで遅らせたくない」と語っている。全治1年から1年半を要する大手術だけに、来週にもオペに踏み切ることで、来季の復帰時期を一刻も早くしたいというのがチームの考えのようだ。
ダルビッシュの長期離脱により、レンジャーズには保険が下りるとされている。だが、ダニエルズGMは「(保険金よりも)ダルビッシュの方がいいのに」と開幕前にエースを失う無念さを露わにしていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count