17日に右肘手術決定のダルビッシュ 「ポジティブにしか考えていない」
復帰時期は「2016年の早い段階」とダニエルズGM
さらに、ダルビッシュは10日(同11日)にニューヨークでメッツのチームドクター、デビッド・アルチェック氏の診察も受けた。レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「手術こそが彼の推薦した選択肢だった。事態は手術に向かっているように思える。みんなの共通理解だ」と報告。セカンドオピニオンも同じ結論だった。
その後、チームは昨年のCC・サバシア投手(ヤンキース)の膝の手術も執刀したジェームス・アンドリュー医師にMRI検査の結果を送り、サードオピニオンを仰いでいたが、このアンドリュー医師がダルビッシュの執刀医となることも決まった。
自身の腱を摘出し、患部を再建するトミー・ジョン手術は復帰に1年から1年半を要する。地元紙ダラス・モーニング・ニュースによると、ダニエルズGMはエースの復帰時期について「2016年の早い段階」と語ったという。ダルビッシュの今シーズンは開幕前に終わってしまった。メジャー屈指のエース右腕は手術を乗り越え、来シーズンの復活を目指す。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count