黒田博樹が日本で8年ぶり“白星” 6回2失点で「うまくゲームを作れた」
初被弾も「ああいうのを経験して、またシーズンにつなげたい」
悔いが残ったのは4番・ブランコへの1球。4回無死一塁で初球のツーシームが真ん中高めに甘く入り、2ランを浴びた。ただ、「あの回のホームランがちょっともったいなかったというか、ちょっと不用意な1球でした。ああいうのを経験して、またシーズンにつなげたいと思います」と、1つのミスを無駄にするつもりはない。
実際に6回は同じ3番からの打順でしっかりと3者凡退に抑え、「前の打席との兼ね合いで、自分が選択するボールを色々と考えながら抑えられたのは良かったと思います」と納得の表情を浮かべた。
味方打線の大量援護もあり、“復帰後初勝利”を掴んだ黒田。援護さえあれば、シーズンでも多くの白星を期待できそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count