上原浩治が左太もも裏張りで一時離脱 「現時点で開幕ピンチではない」

長期離脱ならチームに大打撃「上原の状態はより重要になるだろう」

 記事では、上原離脱がブルペンに与える打撃を分析している。

「上原の状態はより重要になるだろう。優秀なブルペンは(先発)ローテーションから出うるあらゆる問題をカバーするもの。だが、もしも、上原が離脱したり効果的でなくなってしまえば、それはできない。次のクローザーはエドワード・ムヒカになる。スプリングキャンプでは彼自身が力強さを感じているようだが、昨年のア・リーグ1年目の防御率3.90よりも実力があることを示さなければいけない」

 守護神2番手候補のムヒカに最終回を託すのはいささか心許ないという評価で、スプリングキャンプでは短いイニングで好投を続けている2011年のドラフト1巡目(全体19位)右腕マット・バーンズを先発からブルペンに転向させるプランも存在するという。

 上原は昨年、6勝5敗26セーブ、防御率2.52という成績を残し、7月には自身メジャーで初めてオールスターにも選出された。オフには総額1800万ドル(約22億円)で2年契約を結び直したクローザーの健康状態は、大型補強で2年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙うレッドソックスの命運を左右する。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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