世界一球団で青木宣親の起用法はどうなる? ペンス離脱もレフト固定か
なぜ、左翼・青木、右翼・ブランコなのか?
一方、ブランコはここまでオープン戦のほとんどでレフトを守っている。メジャーのキャリアでは、センターが途中出場も含めて297試合で、レフトは230試合。ライトは65試合と最も少ない。“鉄人”のペンスがいたこともあり、昨年はライトでの出場は1試合にとどまっている。
では、なぜ左翼・青木、右翼・ブランコの形が議論されているのか。
記事によると、ボウチー監督は決して青木が「標準以下」のライトだと考えているわけではないという。ただ、本拠地AT&Tパークに慣れている選手の方がライトにふさわしいと考えているようだ。指揮官は青木のライトでのパフォーマンスについて「うまくやっている」と評価しつつ、AT&Tパークの「癖のある外野」について考える必要があるとしている。
AT&Tパークのライトは特殊な形状で、フェンスには深い部分と浅い部分があり、きれいな曲線になっていない。クッションボールの跳ね方も不規則で、2007年のオールスターではイチローが史上初のランニングホームランをマークし、MVPに輝いたことでも知られている。