左太もも裏の張りで離脱の上原浩治は開幕微妙か ギリギリの判断になる!?
本人は「怖いって気持ちが出てしまう」も「過去よりも先を見て!!」と前向き
一方、上原は開幕戦での復帰について質問された際に「ギリギリの判断になるのではないか。でも、間に合わなければいけない。(この症状は)以前、経験したものだけど、そこまで深刻ではないかもしれない。なるべく早く試合に戻りたい」と語ったという。
4月3日に40歳となる百戦錬磨のベテランは「オープン戦に投げなくても、(公式戦で)投げられる準備はできるかもしれない」とも話し、調整次第でレギュラーシーズンにぶっつけ本番で臨む可能性も明かしている。
また、自身のブログでは「何とか開幕までは間に合うとは思うけど、また怖いって気持ちが出てしまうなぁ」と本音を明かしつつ、「過去よりも先を見て!! やってしまったことは、取り返しがつかないんだから…」と前向きに綴っている。
上原は昨年、6勝5敗26セーブ、防御率2.52と活躍。終盤戦では不調に陥ったものの、前半戦は驚異的な投球を続け、7月にはメジャー自身初となるオールスターにも選出された。今季、メジャー屈指の大補強を展開したレッドソックスにとって、絶対守護神の健康状態は2年ぶりのワールドシリーズを狙う上で大きな鍵となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count