辛口のNYメディアも田中将大には言うことなし? 「圧倒的なタナカ」
「エースが支配し、身体的な苦痛の兆候を見せなかった」
「マサヒロ・タナカが、右肘靭帯に小さな傷が発見された昨年7月よりも前の支配力を再び示すまでに、長い道のりが存在する。だが、水曜日の夜、チャンピオンスタジアムでのブレーブス戦で右腕が見せた活躍は、ヤンキースに様々な希望を与えた。エースが(相手打者を)支配し、身体的な苦痛の兆候を見せなかった」
昨年、終盤戦の2試合で復帰するまで2か月半のリハビリ期間を過ごした田中だが、その原因となった右肘靭帯部分断裂の影響を今のところ感じさせていない。
一方、ESPNは「マサヒロ・タナカは今のところ、好調」との見出しで特集。再び異常をきたせば、レンジャーズのダルビッシュ有投手のように靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)に踏み切らなければいけないために、慎重な報道となっている。
ピンストライプの名門は、2年連続でプレーオフ進出を逃している。例年のように大型補強を行わなかったヤンキースの浮沈の鍵を握るのは、メジャー2年目にしてエースとしての役割が期待される田中だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count