岩隈久志のマ軍にWS初進出を予想する声 「5万回中4900回制覇」と算出も?
「シアトルのローテーションは恐らくメジャー最高」
岩隈久志投手が所属するマリナーズが今季、球団史上初となるワールドシリーズ(WS)進出を果たすと予想されている。2001年を最後にプレーオフ進出からも遠ざかっているマリナーズだが、米国内での評価は高い。
ESPNでMLB担当を務める名物記者のバスター・オルニー氏は「私のワールドシリーズ、プレーオフの予想」と題した特集記事で、今季のWSはマリナーズ対パイレーツになるとしている。
オルニー記者は、マリナーズがア・リーグ西地区を制し、そのままWSまで駆け上がると予想する。特に高く評価しているのは、岩隈がフェリックス・ヘルナンデスと2枚看板を形成する先発ローテーションだ。
「(若手の先発右腕)タイジュワン・ウォーカーは素晴らしいスプリング・トレーニングを送った。レギュラーシーズンが始まっても彼がそれを貫き、またフェリックス・ヘルナンデスが健康を保てば、実に良いブルペンと改良された打順に支えられたシアトルのローテーションは恐らくメジャー最高だろう」
オルニー記者はこのように指摘。岩隈についての言及はないが、負傷することなくシーズンを通して投げ続ける右腕は、球界最高のローテーションを牽引する貴重な存在となっている。球団史上初のWS進出へ向け、キーマンの1人であることは間違いない。