開幕投手抜擢なるか 田中将大も「大きな栄誉と考えている」と球団サイト
指揮官は「開幕投手は教えられない。投手の仕上がり具合によるからだ」と慎重な姿勢
メッツ戦で右肘などに問題なく投げ抜くことができれば、次の登板機会は31日(同4月1日)のツインズ戦か、タンパでのマイナー戦になるという。そして、中5日で開幕戦がやってくる。田中は「いいところまで来ています。(開幕まで)あと数試合投げることになるけれど、今のところは順調です」と語ったという。
ヤンキースはCC・サバシア投手が6年連続で開幕投手を務めてきた。今年も本命だが、昨年は右膝の手術で長期離脱し、オープン戦でも失点が続いている。マイケル・ピネダ投手も開幕投手のオプションだという。
ジョー・ジラルディ監督は「今、ラインナップを進めているが、開幕投手は教えられない。なぜなら、投手の仕上がり具合によるからだ。我々は最高のラインナップを組むことに専念している」と慎重な姿勢を崩していない。まだ状況は不透明だ。
実現すれば、田中にとっては楽天時代の以来となる開幕投手となる。ピンストライプの名門の栄誉を背負い、開幕戦のマウンドに立つことになるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count