開幕投手への期待高まる田中将大に心強い“対抗馬” 「ピネダもオプション」
「オープン戦の結果で判断すれば、ピネダがヤンキースの開幕投手」
ヤンキースの田中将大投手が、4月6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦での開幕投手抜擢に向けて順調な仕上がりを見せている。
ただ、メジャー1年目の大活躍でエースと呼ばれるようになった田中の意外な“対抗馬”が、ここに来て存在感を示しているという。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ヤンクスのピネダの衝撃的な高速カットボールにスカウトが呆然」との見出しで特集した。シーズンを考えれば、田中にとっては心強い存在と言えそうだ。
フロリダ州タンパで行われているスプリングキャンプで、ヤンキースの先発陣で最も充実したピッチングを見せているのは、田中とは別の右腕だという。記事では「もしも、オープン戦の結果でジョー・ジラルディ監督が判断するとすれば、マイケル・ピネダがヤンキースの開幕投手になるだろう」と報じている。
特集では、スプリングキャンプ中の成績で判断することは得策ではないとしながらも、ピネダの充実ぶりには凄まじいものがあると言及している。21日(同22日)のアストロズ戦では、3回2/3を快投。初回にクリス・カーターに2ランホームランを打たれてオープン戦初失点を許したが、その後は圧巻のピッチングだったという。