熾烈、ソフトバンクの開幕1軍争い 猛アピールした3投手とは
OP戦で唯一チーム防御率1点台、12球団随一の選手層の厚さで2年連続日本一狙う
プロ野球の開幕が目前に迫ってきた。22日でオープン戦が全て終了。各球団が、臨戦態勢を整え、143試合の長く厳しいペナントを争う戦いが、いよいよ始まる。
昨季の日本一のソフトバンクは、11勝5敗1分け、12球団首位でオープン戦を終えた。唯一、チーム防御率は1点台。チーム打率は2割3分5厘と低調だったが、その強さは今年も健在であることを印象づけた。
その選手層は12球団で随一の厚さ。実績ある選手に加え、キャンプからアピールを続けてきた若手もいる。開幕1軍に名を連ねられるのは28人だけ。その狭き門に割り込むことが出来る若きホープは誰か。投手、野手の2回に分け、その新戦力を探ってみる。
通常、各球団は28人の出場選手登録のうち、投手は13人(先発6+リリーフ7)前後。試合に出場出来るメンバーは25人であるため、27日の開幕戦で出場選手登録をされるのは25人が基本となる。アクシデントに備え、1人多い26人が登録される場合もあるが、その場合は誰か1人がその日の出場メンバーからは外れる。その後、先発投手を登板日ごとに登録していくことになる。
ソフトバンクの開幕ローテは、以下のように予想されている。
○ロッテ3連戦(ヤフオクドーム)
27日 摂津正
28日 スタンリッジ
29日 中田賢一
○オリックス3連戦(ヤフオクドーム)
31日 大隣憲司
1日 武田翔太
2日 東浜巨