オリックス先発陣の救世主に 開幕ローテ掴んだドラ1左腕・山崎の覚悟
新人での開幕ローテ入りは06年の平野以来、「自分らしい投球をしたい」
真っすぐの質を上げるため股関節の柔軟性を高めるトレーニング、投球時の体重移動を徹底して取り組んだ。
「キャンプ中の投球は疲れもあった。コンディションもすごく良い状態で試合(オープン戦)に投げられた」
自信とプライドが揺らぐことなかった。オープン戦初登板となった今月12日の楽天戦(姫路 )でも6回無失点。2試合計11回無失点という好結果を生み出したのだ。
新人が開幕ローテ入りを果たせば球団では2006年・平野佳寿以来の快挙となる。プロ初登板は順当に行けば3月29日の西武戦(西武プリンスドーム)。
「どこで投げても自分らしい投球をしたい。そんなに(プロは)甘くはない。もっと研究していきたい」
エース・金子が開幕を回避し、昨年のドラ1位・吉田一もケガで離脱と先発陣は苦しい状況が続いている。22歳のルーキー左腕がチームの救世主になる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count