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対戦打者が明かす、県岐阜商・高橋の本当の凄さ 11Kの快投生んだ要因とは

40キロ以上の落差で打者を幻惑

「(第3打席で)2球続けてカーブを投げてきた。あれでバットが止まり、考え込んでしまった」

 実際、高橋は打たれてはいけない打者に対し、立ち上がりから100キロ台のカーブを多く投げた。スライダー全盛の今どき、これだけオーソドックスな変化球を多投する投手も珍しい。

 ブレーキの利いた変化球の直後に、自慢の剛速球を投げ込む。球速差は40キロ以上。残像が残っている打者は幻惑された。捉え切れないのも無理はないだろう。

 報道陣が球速や奪三振に期待を向ける一方、当のエースは「打たせて取るピッチングをする」と公言してきた。その言葉通り、「剛腕・高橋」のイメージに固執することなく、冷静に110球を投げ抜いた。

「今日は変化球のキレにやられてしまった。いい投手であることは間違いない」

 150キロのストレートを、より速く、より強く演出するカーブ。対峙した者だから分かる高橋純平の本当の凄さを、松商学園ナインは感じていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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