田中将大、自身メジャー初の開幕投手に「光栄」 名実共にヤ軍のエースに
ジラルディ監督から直接通達、楽天時代の2012年以来となる大役
ヤンキースの田中将大投手が4月6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦で自身メジャー初となる開幕投手を務めることが正式決定した。MLB公式サイトによると、2年目右腕は「光栄なこと」と話しているという。
田中は現地時間27日、メジャー2年目にして初となる大役をジョー・ジラルディ監督から直接通達された。
「本当に光栄なこと。今日、監督と話をして、正式に言われました。これでレギュラーシーズンのどの日に投げるか分かりましたし、自分の役目はその日に準備することです」
初の大役が決まった右腕は、通訳を介してこう語ったという。昨年、右肘靭帯部分断裂による約2か月半の離脱を乗り越えた田中にとっては、楽天時代の2012年以来となるキャリア2度目の開幕投手。メジャーで日本人が開幕投手を務めるのは野茂英雄氏、現ソフトバンクの松坂大輔投手、現広島の黒田博樹投手に続き、4人目の名誉となる。
この日、ジラルディ監督は先発ローテーションの順番を発表した。田中に1番手と開幕戦のマウンドを託し、2番手はマイケル・ピネダに決定。昨年まで6年連続で開幕投手を務めてきたCC・サバシアが3番手、今オフにマーリンズからトレードで加入したネーサン・イオバリが4番手となった。5番手は未定となっている。
メジャー2年目で名実ともに名門球団のエースの座に上りつめた田中は、開幕戦のマウンドでどんなピッチングを見せてくれるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count