田中将大の今季は14勝以上? 米ブックメーカーが予想
上原のセーブ数は昨年を超える?
先発以外の日本人投手からはレッドソックスの守護神・上原浩治投手がエントリーされ、セーブ数の基準値として28.5が予想されている。
2014年シーズンは終盤に失速しながらも64試合の登板で26セーブを記録している上原。今年も不動のクローザーとして首脳陣から厚い信頼を受けていたが、17日のブレーブス戦前に左太もも裏に張りを覚えて登板を回避し、以来、調整を続けている。ブルペンで投げた29日にはブログで「怖さがあるし全然ダメ」と胸中を告白し、開幕戦での登板には暗雲が立ち込めている状態だ。
また、野手ではジャイアンツ・青木宣親外野手の打率と盗塁数の2つが対象となった。打率は.285、盗塁数は19.5との基準値が設けられている。
このオフにロイヤルズからFAとなりジャイアンツに移籍した青木は指揮官から「我々にスピードを与えてくれる」と評されるなど、打撃面に加えて走塁でも貢献が期待されている。昨年のロイヤルズではシーズン途中に故障者リスト入りしながらも打率.285と17盗塁、その前年のブルワーズでは打率.286と20盗塁の成績を残しており、開幕からレギュラーと目されている今季は世界一球団でスモール・ベースボールを体現することが期待されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count