青木宣親、世界一球団で1番を任される可能性も 注目の打順はどうなる?

指揮官が当初明かしていた構想では「7番・左翼」も、OP戦ではすべて1番で先発

 ジャイアンツに加入した青木宣親外野手の打順に、米国でも注目が集まっている。渡米後はリードオフマンとして活躍してきたが、ジャイアンツにはアンヘル・パガンという不動の1番打者がいる。ブルース・ボウチー監督も当初は下位打線で起用する方針を明かしていた。それでも、昨季の世界一球団で青木を「定位置」に据えるべきだという声は根強い。

 ボウチー監督はキャンプイン前の2月上旬に、パガンを1番で起用し、青木を「7番・左翼」で起用するという構想を披露。しかし、同時に「アンヘルの打順を下げて、アオキに1番打者を任せるのが球団にとってより有益か考えてみる」とも明言していた。パガンが怪我の多い選手で、最近2年間は出場が100試合以下(2013年=71試合、2014年=96試合)にとどまっていることは、指揮官にとって懸案事項の1つとなっているはずだ。

 実際に、青木はここまでオープン戦19試合に出場しているが、すべて1番で先発。主軸のハンター・ペンスが左前腕部の骨折で開幕絶望となっていることもあり、パガンを3番に据える形も試している。青木にとって、そしてチームにとって最高の形が何なのかを模索しているようだ。

 オープン戦が始まった当初はヒットが出なかった青木だが、ここにきて7試合連続安打。打率2割2分4厘ながら、調子を上げてきている。一方、パガンは1割8分5厘と低調だ。

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