田中将大は雑音を封じられるか 名投手が発した厳しい“警告”とは

通算219勝、サイヤング賞3度のP・マルティネス氏が“警告”

 現役時代にレッドソックスなどで活躍し、アメリカ野球殿堂入りを果たしている名投手のペドロ・マルティネス氏が、ヤンキース・田中将大投手の今季について故障再発などの“警告”を発している。ESPNが「ペドロ・マルティネス、自信なさげなタナカは今年怪我をするだろう」との見出しで特集した。

 今年1月に資格取得1年目にして殿堂入りを果たしたメジャー通算219勝、3度のサイ・ヤング賞を誇る名投手は、ピンストライプのエースの状態が気がかりなようだ。

「彼がシーズンを通じて健康でいられるとは思わない。そして、彼が今、ヘルシーだとも思わない。現時点で彼は完全に故障のない状態ではないと私は言い切れる自信がある」

 地元ラジオ局「シリウス/XM マッドドッグラジオ」でマルティネス氏はこう語ったという。

 田中は昨年7月に右肘の痛みを訴え、精密検査の結果、靭帯部分断裂と診断された。チームドクターら複数の専門医の診察により、ヤンキースは保存治療を選択。右腕は約2か月半のリハビリを経て、シーズン終盤の2試合で復帰した。

 今年のスプリングキャンプも怪我なく乗り切り、6日(日本時間7日)のブルージェイズ戦で自身メジャー初となる開幕投手を務めることが決定。今年のオープン戦の成績は1勝2敗、防御率3.07。14回2/3を投げ、13奪三振1四球という成績だった。

 だが、マルティネス氏は田中が本調子ではないと指摘する。

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