田中は変化球に依存? 米メディアが伝えた投球内容の変化とは

地元アナウンサーも驚き、「信じられない」

 田中はキャンプ中から、昨年打ち込まれることもあったフォーシーム(直球)ではなく、シュート気味に変化するツーシーム系の速球を軸にし、ボールを動かすスタイルにシフト。球速を求めないように事前に説明していた。一方で、相手側は地元メディアに、球速の低下が攻略の糸口となっていたことを明かしている。

 開幕戦で4回5失点(自責4)という内容に終わった田中。ダイヤモンドバックスのテレビ中継を行うアナウンサー、スティーブ・バーシアウム氏は自身のツイッターで「ヤンキースのタナカがファストボールなしに1シーズンきわどいコースばかりを狙い続けるなんて、信じられない」と感想を漏らしており、その投球の変化に衝撃を受けた様子。

 昨季、右肘を負傷するまで圧巻のピッチングでメジャー打線を沈黙させてきた田中だけに、今季初戦の投球は大きな波紋を呼んでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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