マエケンがエース対決制し今季初白星! 広島を連勝に導く
1番起用の安倍が猛打賞、投手陣も完封リレーで巨人打線封じる
広島の前田健太投手が9日の巨人戦(マツダスタジアム)で7回を6安打無失点と好投し、菅野とのエース対決を制した。今季3試合目の登板で初白星。完封リレーで巨人打線を封じ込めた広島は1-0で連勝を飾った。
前田は初回を三者凡退で仕留めると、広島打線がすかさず菅野を攻める。
この日1番で起用された安倍がライトへのヒットで出塁すると、続く菊池もレフトへのヒットで続き一、三塁に。丸のセカンドゴロの間に安倍が生還し、先制した。
前田は2回に4番阿部、5番亀井と連続ヒットを許すも、高橋由を三振、井端をサードゴロに切り取る。村田に四球を与えて満塁とするも菅野を一塁ファウルフライに打ち取った。
その後も毎回ランナーを許しながら要所を締めた前田は7回まで無失点に抑えて降板。117球を投げて6安打2奪三振4四球という内容だった。
広島は8回に中﨑、9回にヒースがマウンドに上がり、完封リレー。この日は昨季の大半を二軍を過ごした安部が3安打と活躍。2年前には菅野から本塁打も放っており、相性の良さを印象づけた。また、11日に27歳の誕生日を迎える前田にとっても、うれしい初勝利となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count