山井の今季初勝利で中日が本拠地7連勝　「勝ちたい気持ちだけだった」

決勝打のエルナンデスも「山井さんを何とか勝たせたかった」

　開幕から阪神メッセンジャー、広島ジョンソン、この日はDeNA久保と、好投手との投げ合いが続く。これも「エース」の宿命。「開幕をやらせてもらった時点で本当に我慢してやらないといけないし、本当に勝ちたいという気持ちだけだったので、今日は勝ててよかったです」。ここまで防御率1.96。味方打線も相手投手に抑えられ、援護が少ない中でも、勝利のために力を尽くしてきた。

　決勝打のエルナンデスは「とにかく何とかしよう、バットにボールを当てようと食らいついていった。山井さんが前回も素晴らしい投球をした。なんとか勝たせたいという気持ちで打ちました」と話した。

　今季、ナゴヤドームでは無傷の7連勝。エルナンデスは「チームの雰囲気がとてもいい。ロッカールームもみんな賑やかで勢いがあります。そして最高のファンのみなさんもいます！」と声を張り上げた。今年の中日はひと味違う。
　
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count