ヤクルトが畠山の決勝ソロで首位タイ 「勝てたことがすべて。最高の結果」
逆転タイムリーの中日戦に続いて連夜の決勝打
ヤクルトは延長10回の熱戦の末に巨人を下し、連勝を3に伸ばした。2-2の延長11回に畠山が巨人の守護神・澤村から決勝ソロ。5番打者の連夜の決勝打で総力戦を制した。
試合後、お立ち台に立った畠山は「勝てたことがすべてなので、本当に良かったです」と笑顔を浮かべた。
延長11回。1死走者なしで打席に立ち「速いストレートに力負けしまいようにコンパクトに振ろうと思った」と澤村の外角高めへの148キロの直球を強振。右翼席に叩き込み「塁に出たら代走が来ると思っていたし、とにかく1球に集中して必ず打とうと思って。ホームランを狙っていた訳ではなかったんですけど、最高の結果になりました」と振り返った。
「上に行くには強い巨人を叩かないと」
DeNA、中日と並んで同率首位と、ここまでチームは好調を維持。「とにかく粘り強く、1点でも(失点を)少なく、取れるときに1点でも多くと1球1球に集中してやっているので、目の前の1球を大切に頑張って行きたいです」と言う。
「上に行くには強い巨人を叩かないことには上がれない。1戦必勝でやっていきたいです」
前日の中日戦では決勝の逆転タイムリー。2夜連続でチームを勝利に導いた男は、今カード残り2試合でも巨人を破ることを誓っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count