田中将大、復活の兆しは? 「(2度の登板を)合わせればタナカ」
女房役のマッキャンは「いいボールを投げていた。低めに決まっていた」と評価
一方、この日は97球のうちフォーシームを25球投げるなど、投球の組み立てに変化が見えた。スプリットは19球投じたが、ストライクはわずか7球。伝家の宝刀はベース手前でワンバウンドするなど乱れることが多く、見送られる場面も多かった。
開幕戦の変化球とこの日の速球を足せば、快刀乱麻のピッチングを続けた昨年のような、本来の田中が帰ってくると指揮官は指摘している。
また、女房役のブライアン・マッキャン捕手は「ボールはよく動いていた。いい感じで投げていたと思う。みんな球速に注目していたと思うけど、いいボールを投げていたと思うし、低めに決まっていた」と評価したという。
次回登板予定は18日(日本時間19日)のレイズ戦。田中はこの勝利でリズムを取り戻し、昨年のような圧巻のピッチングを見せることができるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count