イチロー「2番・レフト」で2度目先発 1安打1四球2得点で連敗脱出に貢献
初回と8回にホーム踏む、マーリンズは連敗を3でストップ
マーリンズのイチロー外野手が14日(日本時間15日)のブレーブス戦で「2番・レフト」で先発出場した。イエリッチ外野手が背中を痛めたために、今季2度目のスタメンとなり、4打数1安打1四球2得点と8-2の勝利に貢献。マーリンズは連敗を3で止め、今季8戦目にしてようやく2勝目を挙げた。
マーリンズは初回、相手先発のケーヒルを攻め、先頭のゴードンが内野安打で出塁すると、すかさず二盗。イチローはここで四球を選び、一、二塁とチャンスを広げると、スタントンがセンター前に弾き返し、先制。続くプラードが犠牲フライを放ち、イチローは2点目のホームを踏んだ。5番のモースもタイムリー二塁打を放ち、初回に3点を奪った。
3回の先頭で迎えた第2打席はレフトライナー。その後、スタントンが四球を選び、二盗後、プラードのレフト前ヒットで一、三塁に。モースは死球で1死満塁とすると、オズナは押し出し四球でリードを4点に広げた。
イチローの第3打席は4回。1死二塁と好機だったが、ショートゴロに倒れた。続くスタントンがライトへタイムリーヒットを放ち、マーリンズは1点を追加した。
ブレーブスはその裏の攻撃でようやく反撃。1死から4番フリーマン、5番ピアジンスキーと連続本塁打を放ち、2点を返した。
マーリンズは6回1死三塁からゴードンが犠牲フライを放ち、6点目。直後、イチローが打席に立ったが、ショートフライに倒れた。
第5打席は8回。1死一塁の場面で、相手4番手の左腕マキャラハンからサードへの内野安打を放った。続くスタントンがレフト線を破り、イチローも一気に生還して2点を追加した。
マーリンズはそのまま勝利し、連敗を3で止めた。この日、1安打のイチローは打率.250となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count