Aロッドが今季2号、メジャー通算1923得点でジーター氏と並び9位浮上
歴代4位にあと4本のメジャー通算656号、「600万ドルのボーナスを巡る大戦争が始まる」
ヤンキースのアレックス・ロドリゲスが15日(日本時間16日)のオリオールズ戦4回表に今季2号のソロホームランを放った、これでメジャー通算1923得点とし、昨年現役引退したヤンキースのデレク・ジーター元遊撃手と並び歴代9位タイとした。本塁打も通算656号となり、メジャー通算4位のウィリー・メイズ氏の通算660号まであと4本となった。試合はヤンキースは5-7で敗れた。
Aロッドはこの日、「6番・DH」で先発。2回の第1打席はライト前にヒット。そして4回の第2打席に圧倒的なパワーを示した。先発バド・ノリスの92マイル(約148キロ)のファストボールをフルスイング。レフトスタンド深くに大飛球を届けた。ホームベースを踏みしめたAロッドは通算1923得点。これは昨年チームを去ったキャプテン、ジーター氏に並ぶメジャー9位タイ記録となった。今季第2号となったホームランは通算656号。メイズ氏の通算660号にあと4本と迫っている。
ニューヨーク・デイリーニューズのマーク・フェインサンド記者は自身のツイッターで、Aロッドの通算本塁打記録のデータとともに「600万ドルのボーナスを巡る大戦争が始まる」とレポート。Aロッドとヤンキースはメジャー通算本塁打4位のメイズ氏、3位のベーブ・ルース氏(714本)、2位のハンク・アーロン氏(755本)、1位のバリー・ボンズ氏(762本)に到達するたびに、600万ドルの達成ボーナスを支払う契約を結んでいる。
だが地元メディアは、ヤンキース側がAロッドの本塁打記録に関して禁止薬物の使用が影響していると主張し、この数字を認めないという方針を示していると報じている。