Aロッドが今季2号、メジャー通算1923得点でジーター氏と並び9位浮上
今季は打率2割8分6厘、2本塁打、7打点と好調
昨季、禁止薬物使用問題で公式戦出場停止処分を受けていたAロッドは2013年シーズンも臀部の手術などで活躍できなかったが、今季は打率2割8分6厘、2本塁打、7打点と好調。指名打者、三塁、一塁と様々な役割を果たし、チームに大きく貢献している。
現時点では、例年のような大補強もなく、ア・リーグ東地区最下位に沈む名門。その中でAロッドはヤンキースタジアムで一番の歓声を浴び、遠征先では最大のブーイングを浴びるなど、最も注目を集めている。
スプリングキャンプから模範的な姿勢を示し続けたAロッドに対しては、スタンドのファン8人が今季開幕戦で「#FORG1V3」のメッセージを掲げた。これは背番号13と寛容さという単語を掛け合わせたもので、ヤンキースファンがAロッドの復帰を歓迎し、地元メディアもAロッドを擁護する流れも生まれつつある。
好調なAロッドがマイルストーンにたどり着いた時に、ヤンキースはこのままボーナスの支払いを拒否するのか。そして、Aロッド側が再び訴訟に出るのか。全米で大きな注目を集めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count