「忍者」再び イチローが三塁打&本塁生還、“5分44秒チャレンジ”で判定覆る

41歳とは思えない動き、2012年プレーオフで見せた「忍者プレー」の再現

 イチローはヤンキース時代の2012年10月8日、オリオールズとのア・リーグ地区シリーズ第2戦で捕手のタッチを2度もかいくぐりながら生還。タイミングは完全にアウトだったが、本塁突入を成功させた。この際には地元メディアから「忍者」と絶賛されていたが、レジェンドはその衝撃を再現。41歳とは思えないダッシュ&スタート、そして捕手のタッチを交わす巧みな動き。イチローのスーパープレーでマーリンズは一時同点に追いついた。

イチローの本塁突入とチャレンジ

 イチローは正左翼手イエリッチの負傷で前日まで2試合連続出場。この日はイエリッチが復帰したため、ベンチスタートとなっていたが、改めて存在感を見せつけた。

 イチローの三塁打はメジャー通算86本目で、日米通算109本目。昨年は2本で、9月28日のレッドソックス戦以来だった。これでメジャー15年連続での三塁打となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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