Aロッド、145mソロ弾&2ラン&決勝打で4打点の大暴れ 1試合2HRは約3年ぶり

打率、本塁打、打点、安打数、出塁率などチームトップの成績

 そして、勝負も決めた。8回2死二塁のチャンスではセンター前に決勝タイムリー。ESPNのウォレス・マシューズ記者は試合後、ジョー・ジラルディ監督は「アレックスがいなければ、試合に負けていた」とのコメントを速報で伝えている。

 禁止薬物使用問題で昨年公式戦出場停止だったAロッドは今季打率.344、4本塁打、11打点と大活躍。打率、本塁打、打点のみならず、出塁率.432、11安打とすべての数字でチームトップの成績を収めている。チーム打率.226という打線の中で、ロドリゲスの数字は輝きを放っている。

 薬物スキャンダルでメディアやファンから批判を浴びたかつてのスーパースターはア・リーグ東地区最下位に低迷する名門において、一人気を吐くような大活躍。地元ファンの期待と信頼を取り戻している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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