田中将大、復活の鍵は「多彩な変化球」 「彼は打者の体勢を崩し続ける」
昨季、田中と対戦した同僚ヤングが「彼はアメージングだった」と絶賛
ヤンキースの田中将大投手が18日(日本時間19日)のレイズ戦で7回2安打無失点、8奪三振、無四球という完璧なピッチングで2連勝を飾った。同僚は、エース復活の理由を「多彩な変化球」と分析している。ESPNが報じた。
「彼はアメージングだった」と語ったのは、昨年途中メッツから加入してきたクリス・ヤング外野手だ。この日「6番・センター」で先発し、7回に満塁ホームランを放つ活躍を見せた実力者は、田中のピッチングに感嘆の声を上げている。
「彼は打者の体勢を崩し続けている。打席でどのボールが来るのか予測不可能だった。彼に対する適切なアプローチというものが見つけられなかった。どんなカウントでも何のボールが次に来るのが分からない。それが彼の攻略を難しくしている」
田中は昨年5月14日のメッツ戦でメジャー初完封を飾ったが、その試合で相手打者として出場し、三振を奪われたヤングはこう分析している。