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巨人上位浮上の陰に最強リリーフトリオの復調 2012年日本一再現なるか

復調するマシソン、澤村もここ5試合で1勝3セーブ

 マシソンは今年で来日4年目を迎え、相手打者からも研究を重ねられている。昨年はストレートを狙い打たれる傾向もあり、今年はカーブなどの緩い変化球を球種に加え、的をしぼらせないように配球をしている。開幕こそ、不調で2軍に落ちたが、投げる試合が増えるたびに調子を上げてきている。150キロを超えるストレートも飛び出しており、現在は4月4日の東京ドームでの阪神戦以来、8試合連続無失点。防御率も最初は54.00まで上がっていたが2.61までになった。

 今年、先発から配置転換された守護神・澤村も試行錯誤を繰り返しながら、2勝1敗4セーブ、防御率は1・50という成績で徐々に様になってきた。150キロの直球は、スピード表示に目が行きがちだが、打者の手元で伸びており、打ちにくいボールを投げている。スプリットやスライダーの精度も上がっている。

 17日の阪神戦では9回2アウトからランナーを2人出した。走者を出すことで安定感の無い印象を持つファンもいるだろうが、結果的にリリーフ投手はゼロで抑え、チームを勝利に導ければいい。最近登板5試合で1勝3セーブと勝利に導き、好調のチームを支えている。

 4戦3勝の先発・高木勇人、19歳左腕・田口麗斗の台頭、菅野智之、杉内俊哉の実力派の本領発揮、新外国人、アーロン・ポレダの力投、勝利の方程式の3投手の安定感。開幕当初、不安視されていた投手陣がしっかりと形成され、巨人に勢いをもたらしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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