青木宣親は初2長打で7度目マルチ 打率、出塁率、長打率でチームトップ

三塁打は今季初、新本拠地で長打が多くなる可能性も

 試合は完敗。それでも、青木は今季初の三塁打をマーク。さらに、1試合2本の長打も今季初となった。しかし、主砲のハンター・ペンスを開幕から左前腕部骨折で欠いていることも大きく響き、青木の活躍が勝利につながっていない。

 打率3割3分9厘、出塁率4割9厘と相変わらず高い数字をキープ。20安打も含め、いずれもチームトップだ。さらに、長打率4割4分1厘もチームNO1の数字。本拠地AT&Tパークは本塁打が出にくい「ピッチャーズパーク」だが、右中間が広いため青木の二塁打、三塁打の数が多くなる可能性は十分にある。昨年所属したロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムも広かったが、青木はメジャー3年目で自己最高の6本の三塁打を記録していた。

 新リードオフマンの活躍が、2年連続の世界一を目指すジャイアンツの勝利につながる試合は必ず増えてくるはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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