ヤ軍が6人制ローテの部分導入をいよいよ準備? 田中将大らの故障防止へ
次回登板は中4日で23日の予定とされている田中だが、変更の可能性も
そして、6人目の先発候補として、中継ぎの右腕イスマイル・ロジャース、現在傘下の3Aでプレーしている24歳の右腕ブライアン・ミッチェル、25歳の右腕チェイス・ウィットリーの3投手を挙げている。
18日(日本時間19日)のレイズ戦で7回2安打無失点、8奪三振、無四球と好投して2勝目(1敗)を挙げた田中を先発の一番手としたヤンキースのローテーションは、22日(同23日)のタイガース戦で開幕から3周目を終える。ヤンキース広報部は、ダイガースとの4連戦最終戦となる23日(同24日)が田中の登板日と発表しているが、天候や選手のコンディション次第で先発投手を変更する可能性は大いにあるという。
ヤンキースの投手陣には故障の不安を抱える選手が多い。レイズ戦で圧巻のピッチングを見せた田中は、昨年7月に右肘靭帯部分断裂と診断され、約2か月半離脱した。19日(日本時間20日)のレイズ戦で先発して2勝目を挙げたマイケル・ピネダ投手は広背筋の故障、CC・サバシア投手も右膝の手術でそれぞれ昨季途中に長期離脱している。
レイズとの3連戦では3連勝を飾った名門にとって、田中ら先発陣の故障再発防止が、躍進の大きな鍵となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count