イチローは今季初の3戦連続スタメンで5打数1安打 マーリンズは2連勝
3度の得点機で凡退、1安打も得点はなく王氏の日本記録には並べず
マーリンズのイチロー外野手は23日(日本時間24日)、敵地でのフィリーズ戦に「6番・左翼」で今季初めて3試合連続となる先発出場を果たし、5打数1安打1三振。日米通算であと「1」と迫っている王貞治氏の日本記録、1967得点に並ぶことはできなかった。イチローは再三の好機で凡退したが、チームは9-1で快勝。2連勝となった。
腰の張りを訴えるイエリッチの代わりに今季初の3試合連続スタメンとなったイチロー。2回の第1打席では無死一、二塁の好機で空振り三振に倒れた。
さらに、4回の第2打席では再び無死一、二塁で打席に。ここでは遊ゴロに倒れたものの、走者はそれぞれ二塁と三塁に進んだ。その後、マーリンズはへチャバリア、プラドがそれぞれ2点タイムリーを放ち、4点を先制した。
イチローは5回1死一塁の第3打席ではレフトフライ。リードを8点に広げた7回の第4打席では先頭でレフト前ヒットを放ち、3試合連続安打としたが、後続が倒れてホームに戻ってくることは出来なかった。
無死二塁の好機で迎えた9回は遊ゴロに倒れた。
この日は3度、走者を得点圏に置いて打席に立ったが、適時打はなし。ヒットで出塁した7回は後続が続かず、日本記録の1967得点目もマークできなかった。
それでも、マイク・レドモンド監督の解任危機で揺れるマーリンズはプラドが4打点、スタントンが4号2ランと主力が活躍して2連勝。イチローは打率2割5分7厘とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count