米紙がイチローの得点記録に注目 マーリンズの“救世主”としても期待
日米通算1966得点で、王貞治氏の日本記録まであと「1」に迫るイチロー
マーリンズのイチロー外野手は23日(日本時間24日)、敵地でのフィリーズ戦に「6番・左翼」で今季初めて3試合連続となる先発出場を果たし、5打数1安打1三振と3戦連続安打を放った。チームが9-1と大勝し、2連勝を飾る中、地元メディアはレジェンドが日米通算1966得点で、王貞治氏の日本記録まであと「1」に迫っていることに注目している。地元紙「サン・センチネル」は「日本の得点記録に近づくイチローがマーリンズを救う」と特集している。
今季フリーエージェント(FA)でマーリンズに移籍したイチローは4番手の外野手という役割を受け入れ、メジャー最強と評された外野陣に加わった。平均24歳と若い外野トリオが注目される中で、41歳はスプリングキャンプから周到な準備を進めてきた。
記事では、マイク・レドモンド監督がそのベテランの起用法についてキャンプ中から再三質問を受けてきたことに触れ、「メジャー最高と称される外野トリオがいる中、未来の殿堂入り選手をいかに起用し、41歳で控えとして満足させられるのか?」ということが一つのテーマだったことを紹介。それについて、指揮官が「まあ見て下さい、と言ったでしょ。今はこういう状況だ」とコメントしていることを伝えている。