DL入りの岩隈久志が精密検査 GMは「肩の疲労にすぎないことを祈る」

「休ませることが最善の策だと思った。問題を悪化させたくない」

 右広背筋の張りで15日間の故障者リスト(DL)入りしたマリナーズの岩隈久志投手が、精密検査を受けたと地元紙「ニュース・トリュビーン」が報じている。

 岩隈は今季3試合に先発し、0勝1敗、防御率6.61。抜群の安定感を誇る右腕らしくないピッチングが続いていた。20日のアストロズ戦では5回1/3を投げ、2本塁打を含む5安打4失点。勝敗はつかなかったが、試合後、球団幹部に肩の「疲れ」を訴え、24日(日本時間25日)に予定されていたブルペンでの投球練習まで炎症防止のメニューを続けていたという。

 マリナーズのジャック・ズレンシックGMは「イワクマを休ませることが最善の策だと思った。DLに入れて回復の時間を与える。長いシーズン、5か月半を乗り切るにあたり、問題を悪化させたくない。肩の疲労にすぎないことを祈る」と説明。岩隈はこの日のツインズ戦を前に、病院でMRI検査を受けたとレポートされているが、ズレンシックGMは重傷でないことを祈っていた。

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