上原浩治が今季初黒星 1点リードの延長10回に痛恨のサヨナラ被弾
今季初のセーブ失敗、味方打線が勝ち越した直後に2失点
レッドソックスの上原浩治投手が25日(日本時間26日)、敵地でのオリオールズ戦に登板し、今季初黒星を喫した。味方打線が1点を勝ち越した直後の延長10回に登板。雨が降る厳しいコンディションの中、犠飛で同点とされると、ラフにサヨナラホームランを浴び、レッドソックスは4-5で敗れた。
上原は先頭のジョーンズにカウント2-2とすると、外角低めのスプリットを右中間に運ばれた。右翼手が飛び込んだが捕球できず、ボールが転々とする間にジョーンズは三塁まで到達。さらに、デービスにはスプリットをレフトに運ばれ、犠牲フライで同点とされた。
続くラフにはフルカウントとすると、真ん中付近に甘く入ったスプリットを右翼スタンドまで運ばれ、痛恨のサヨナラ被弾。まさかのセーブ失敗で今季初黒星を喫した。
この試合の前まで4試合に登板して1勝0敗3セーブ、防御率0.00と抜群の安定感を誇っていた絶対守護神だが、5試合目にして初失点でセーブ失敗。1/3回を2安打2失点1本塁打で防御率4.15となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count