マエケンがようやく打線の援護受け2勝目! 8回2失点の力投でDeNAに快勝
広島は打線爆発で9得点、連敗を2で止める
広島の前田健太投手が29日、本拠地でのDeNA戦に先発登板し、8回を11安打7奪三振無四球2失点と力投し、今季2勝目(2敗)を挙げた。これまで打線の援護に恵まれず、ここ2試合はいずれも1失点で負け投手に。だが、この日は打線が14安打9得点と爆発。9-2で勝利し、チームも連敗を2で止めた。
初回、広島は相手先発の高橋尚成を攻め、一挙5得点。さらに2回にも先頭の田中が三塁打、続く菊池がタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。この回で高橋は降板となった。
一方の前田は守備にも助けられて6回まで無失点で抑えていたが、7点リードで迎えた7回に先頭の筒香にライトへのヒットを浴びると、ロペスにもセンター前に弾き返され、無死一、二塁のピンチを招く。1死一、三塁となった後、倉本にセカンドへのタイムリー内野安打、代打の後藤にもタイムリー二塁打を許して2失点を喫した。
しかしその裏の攻撃で広島打線はすかさず2点を追加。再びリードを7点に広げると、前田は8回まで2失点で切り抜け、勝利投手に。開幕から5試合連続で「7回以上を自責2以内」と好投するも1勝2敗と勝ち星に恵まれていなかったが、この日は投打が噛み合ってようやく2勝目をマークした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count