2勝目の広島・前田、お立ち台で満面の笑み 「たくさん助けてもらった」
ようやく打線の援護受け勝利投手に
広島の前田健太投手が29日、本拠地でのDeNA戦に先発登板し、ようやく今季2勝目を挙げた。前回登板まで5試合連続で「7回以上を自責2以内」と好投するも打線の援護に恵まれずに1勝2敗と勝ち星を伸ばせなかった。しかし、この日は2回までに6点の援護を受け、「今日は絶対に勝たないといけないと思って投げました」。8回を11安打7奪三振無四球2失点と力投し、9ー2の勝利に貢献した。
試合後、3安打の田中広輔とともにお立ち台に立った前田は「久しぶりに勝てましたし、野手の方にたくさん助けてもらったのでうれしいです」と満面の笑みで喜びに浸った。ここ2試合は1失点に抑えながらも2連敗。9日の巨人戦以来の白星だった。
「7回に2点取られたし、納得いかないけど、とにかく勝てたことが良かった」と前田。 また、2本の長打を含む3安打1打点と爆発した田中は「昨日、なかなか打てなかった、思い切っていこうと思った」と振り返り、「今日は良かったんで明日も続けられるようにがんばりたい」とさらなる奮起を誓っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count