DL入りの田中将大にNYメディアは厳しい視線 「手術を受ける時がきた」

15日間のDL入り、現状では1か月の離脱の可能性が浮上

 15日間の故障者リスト(DL)入りが決まった田中将大投手に関して、地元メディアからトミー・ジョン手術の可能性を指摘する声が出始めている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が「田中は前腕部と手首の痛みで1か月離脱。トミー・ジョン手術の可能性も」との見出しで特集している。

 田中はこの日、右腕に痛みを訴え、MRI検査を実施。右手首の腱の炎症と前腕部の軽度の張りの症状はあったものの、昨年7月に靭帯の部分断裂が発覚した右肘には異常がなかった。

 それでも、ブライアン・キャッシュマンGMは肘の靭帯を再建するトミー・ジョン手術に最終的に踏み切る可能性を否定しなかったようだ。記事では、キャッシュマンGMの「そうなるかもしれない。私にはわからないけれど。その質問には返答できる人間はいないと思う」とのコメントを紹介している。

 田中自身はこの強化責任者の発言を受け、手術の可能性について「まったく今考えていない。肘は関係ない」と語っているが、地元メディアの中には因果関係を指摘する声も出始めている。

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