マ軍監督も移籍1号のイチローを称賛 「素晴らしい打撃」「エキサイテング」
イチロー「あれだけ喜んでくれて泣きそうになった」
29日(日本時間30日)のメッツ戦で勝利を決定づける3ランを放ったイチロー外野手に、マーリンズのマイク・レドモンド監督も賛辞を贈った。
イチローは4-3と1点リードで迎えた8回一、三塁の場面でライトスタンドへ移籍1号となる3ランを放った。これに関し、試合後、指揮官は「素晴らしい打撃だった。大きな一打になった」と称賛。「代打や先発でも、安定した打撃を見せてくれている。彼はチームメートと楽しんでプレーしている。とてもエキサイテングな打席だった。チームのためだけでなく、彼のためにも、とても興奮した」と話した。
イチローは今季4番手の外野手としてマーリンズに加入。当初は代打での出場が主だったが、その後、クリスチャン・イエリッチ外野手の負傷に伴い、継続的にスタメンに名を連ねるようになった。現在は9試合連続で先発出場。前日の28日まで2試合連続で無安打だったが、この日の4打席目で貴重な一発を放ち、7-3の勝利と連勝に貢献した。
試合後、米メディアの囲み取材に応じたイチローは「ファンの歓声は聞こえていた。チームメートもファンの人もあれだけ喜んでくれて泣きそうになった。特別な瞬間は選手によって作られるのではなく、他者によって作られる」と話していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count