不振の巨人・村田が先制3ランで勝利貢献 「まだ3本しか打ってませんし…」
巨人は快勝で単独首位、村田は「だいぶ余裕が出てきました」と復調に手応え
巨人の村田修一内野手が30日、東京ドームでの中日戦で3号3ランを含む2安打2四死球と全打席出塁の活躍を見せ、勝利に大きく貢献した。前日に7番だった打順も6番に昇格。4回に左中間に先制3ランを運ぶと、同点の7回には先頭で四球を選び、勝ち越しにつなげた。巨人は5-3で勝利し、ヤクルトが敗れたために単独首位に立った。
中日・バルデスのコーナーを丁寧に突く投球に苦戦する中で、4回に攻略の糸口となる一発。ヒーローインタビューでは「(先発の)マイコラスがテンポよく頑張ってたので、何とか先制点が欲しいところで、いい形でホームランが出て良かったと思います。なかなかチャンスが生まれない中で2死から(大田)泰示と井端さんがせっかく作ってくれたチャンス。悔いの残らないように積極的にいこうと思ってました」と振り返った。
今季、走者を置いての本塁打は初めて。「まだ3本しか打ってませんし」と苦笑いだったが「状態としてもだいぶ余裕が出てきましたし、いい形でバッティングができてるんじゃないかと思います」と復調に手応えを感じている。
28日の初戦は打撃不振で先発落ち。「初戦はスタメンを外されて悔しい気持ちもあった。そういう気持ちを忘れずに戦っていきたい」と巻き返しを誓った。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count