活躍度でメジャーベスト5入り 「イチローの3ランを無視することできない」

「こう着状態を破ったイチローの、最後となるかもしれない3ラン」

 寸評では「デモによる政情不安で無観客試合となったオリオールズの試合で、カムデンヤードのゲート越しに試合を観戦したファンを5位にしたかったが、我々はメッツ戦で4-3のこう着状態を破ったイチローの、最後となるかもしれない3ランホームランを無視することはできない。彼は昨年、わずか1本塁打だった。今季がラストシーズンになるなら、これがそうなるかもしれない」と分析している。

 ヤンキースに所属していた昨年、41歳のレジェンドがマークしたホームランは、7月25日のブルージェイズ戦での1本のみだった。今季は「4番手の外野手」として年俸200万ドル(約2億4000万円)の1年契約でマーリンズに加入しており、来季の契約は保証されていないことから、記事ではラストシーズンとなる可能性を指摘している。

 だが、レフトのレギュラーのクリスチャン・イエリッチが椎間板ヘルニアの影響で故障者リスト入りしている中、イチローは9試合連続で先発出場中。この間、チームも7勝2敗と好調をキープしている。ファンだけでなく、チームメートにも圧倒的な人気を誇るレジェンドは新天地での居心地の良さを口にしており、このままなら来季以降の再契約にも期待が高まってくる。

 イチローがマーリンズのユニホームで特別な活躍を見せる試合は、これからも増えていきそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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